top of page
検索

与那国島(イワサキコノハ)

ブログ、更新が遅くなっています。すみません。 8月25日に与那国島でコウトウマダラが採れたと聞き、26日の夕方の飛行機で与那国島に入りました。2泊2日の日程です。 スジグロカバマダラが吸蜜している花場などを丹念に見ていきますが、ぜんぜんコウトウマダラの姿を見ません。満田原林道でカラスザンショウやタイワンウオクサギの木の花も見ているのですが、オオゴマダラがゆったり飛ぶばかりで、やはりコウトウマダラはいません。


2日目、もう帰る飛行機の時間(16時25分発)が迫っているという、14時20分頃、タイワンウオクサギの花、高いところにイワサキコノハらしきタテハのシルエットを視認しました。長竿を伸ばそうとした時、気配を感じたのか、ピュッと勢いよく逃げてしまい、完全に見失いました。 この日、このタイワンウオクサギは、マルバネルリマダラ、カワカミシロチョウ(黄色型)と引きがよかったので、少し時間(14時35分)を置いて覗きに戻りました。すると、またイワサキコノハは梢に止まっています。吸蜜というよりテリトリーを張っている感じです。また逃げられる気がして、証拠写真を撮っておきましたが、iPhoneだと15倍ズームでも点程度の大きさです。それをさらに引き伸ばした写真がこちら。わかりますか?



ところが竿を伸ばしきって、ネットを近付けたら、また飛んでしまいました。しかし、こちらにやって来て、近くの木の葉裏に止まろうとしました。慌てて竿を縮めます。が、脚を滑らしたのか、葉裏に止まらず、どこかに飛んでいってしまいました……。 15時には山を降りなくてはなりません。スジグロカバマダラの溜まっている花場を見て、ここにいれば、さっきのは帳消しになるんだけどなと思いましたが、コウトウマダラはやはりいないのです。


三度目の正直で、タイワンウオクサギのところに戻ります。あにはからんや、また、いるじゃないですか! 竿を伸ばしていたら、やはり飛び立ちました。少し離れたところ、今度はちゃんと葉裏に止まります。これで落ち着いたはず、そう信じてネットを振り抜きました。やっとネットの中に収まってくれました。14時50分のことです。



かなり損傷した個体でした。右の後翅は、ほとんどありません。だから写してません(笑)。コウトウマダラは採れなかったので悔しいけれども、ま、ヌルで終わらなかったので、よしとしましょう。


 
 
 

Commentaires


bottom of page