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与那国島(タイワンモンシロチョウ)

4月18日から19日、一泊二日ですが与那国島に出掛けていました。


前回(4月3日から4日)は津波警報があって飛行機が大幅な遅延となり、十分な時間を取れなかったと言い訳しておきますが、目的のタイワンモンシロチョウが満足に採集できなかったための再渡島です。


シンガイドでタイワンモンシロチョウのポイントは紹介してありますが、「綾神」「嘉田」と記している付近でも、いくらか飛んでいました。前回はモンシロチョウが圧倒的に多く、そこからタイワンモンシロチョウを探すためストレスが大きかったのですが、今回はタイワンモンシロチョウの方が数は多く、そういう意味では楽ちんでした。


またマルバネルリマダラを1♂見出しており、タイワンアサギマダラがいるかな?と宇良部岳と久部良岳も登りましたが、見られませんでした。マルバネルリマダラは与那国島では発生していないと思われますので、飛来個体と考えています。


一方、前回好調だったクロツバメもいくらか採集しています。なお、皆さん気になるルリシジミ類の飛来ですが、おそらく昨年に続き今年も難しいようです。とは言え、宇良部岳の頂上に木々が繁茂し採集には不適になっていることもあり、見つけられていないだけかもしれません。数日前に奄美大島でタッパンルリシジミが1♂採集されています。まだ与那国島でもチャンスがあるかもしれません。


満田原林道から与那国嵩農道にかけて、センダングサが多く咲き好ポイントだったのですが、重機を入れての草刈り(というにはあまりに暴力的な……)が行われており、初夏の迷蝶シーズンに回復できているか微妙な感じです。僕の想像ですが、自衛隊の特殊車両の通行のためかもしれません。同様の理由で宇良部岳の道もひどく草刈りされたことがあり、センダングサは以前のように生えていません。樽舞湿地を基地化するという計画もあり、戦争の準備は着々と進んでいるようです。


 
 
 

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