top of page
検索

波照間島(ルリモンジャノメ)

更新日:2025年12月28日

 年の瀬の12月18日、日帰りで波照間島に行ってきました。何を採りにと言えば、リュウキュウムラサキの母蝶を探してきたのです。少し涼しくなった頃から石垣島で注意深く見ていたのですが、ヤエヤマムラサキは多く見るものの、リュウキュウムラサキをとんと見ませんでした。10月、11月、与那国島や西表島でも見ません。♂さえも見ていないのでした。僕がイモだというだけでは説明ができません。天候不順(ホント雨ばっかりだった)を理由に出不精をしていたのですが、波照間島に足を向けることにしました。  石垣島からおよそ100分の船旅で波照間島には着きます。すぐに採集を始めましたが、幸先よくギンネムの梢に静止していたリュウキュウムラサキの♀を目視しました。ところが、これを振り逃してしまいます。ま、また出てくるだろうと歩を進めますが、ぜんぜん見ません。マルバネルリマダラを少しばかり採集しましたが、いわゆる迷マダラは目撃すらしません。12月に入ってから石垣島?でシロオビマダラを採集したというSNSのポストを見ていたので、期待はしていたのですが、ダメでした。


 お昼になったので共同売店で仕入れた弁当を、星空観測タワー脇の東屋で食べながら、焦燥感でいっぱいなのでした。いわゆる最南端線で、大陸型のリュウキュウムラサキ♀が産卵行動?を取っているところを確認したのですが、近寄ったら飛ばれてしまいそのままロスト。天を仰いでも戻ってきません。  ようやく地味っぽいフィリピン型の♀を見つけ、これはなんとか仕留めました。ところがよく見ると、フィリピン型とも違うように見えました。



 通常の前翅の斜白帯や前後翅の亜外縁の白色斑が青色鱗になっているのです。同様の飼育品はネット上でお見かけしたことはあったのですが、実際に自分で採集できるとは思ってもいませんでした。  憑き物が落ちたのか、その後は数頭の♀を得ることができました。どれも慶原の最南端線ですが、草刈りの直後か除草剤が撒かれ、花がほとんどありませんでした。だからリュウキュウムラサキを採集しやすかったのかもしれません。波照間島では6月と12月に全島丸裸にするくらい草刈りをします。6月は観光客の自転車やレンタカーが事故を起こしやすく、12月はサトウキビの収穫をしたトラックが事故を起こしやすいからだそうです。  その他、キタテハを1♀採集しました。ちゃんと調べていませんが、遅い記録じゃないでしょうか?


 それと、なかなか吸蜜をしないと言われるルリモンジャノメがセンダングサの花に何頭かとまっているのを見ました。ただの足場として花を利用しているだけかもしれないのですが、ようく見ると口吻を伸ばしています。



 慌ててiPhoneで写真を撮りました。撮影したものを見て気付いたのですが、花と言っても、くたびれているというか、腐敗しかけているような状態のものから吸蜜(吸汁)しているのでした。この花場に数頭いたルリモンジャノメを注意深く見ると、みんな同じような傷んだ花で食事をしているようでした。じっくり観察したかったのですが、夕方になってからの話で、帰りの船の時間もあり花場を後にしました。


 
 
 

コメント


bottom of page