与那国島(ヤエヤマムラサキ)
- いつざい あおき
- 2024年5月9日
- 読了時間: 2分
5月7日から8日、与那国島に渡島していました。驚いたのは、ヤエヤマムラサキです。複数の♂と1♀とを確認できました。与那国ホンダ、西條さんのブログでもポツポツ触れられていましたが、どうやら越冬したようです。幼虫が低温に弱いようで、石垣島などでは毎年2月くらいまで成虫を見掛けますが、一旦途絶して6月くらいから飛来個体が現れるというパターンです。今後の経緯を注視したいと思っています。
そのほかの迷蝶は以下を採集しました。タイワンモンシロチョウは桃原を中心にいくらか採集・確認したものの、♂ばかりでした。詳細は省きます。
・ヤクシマルリシジミ(台湾亜種) 1♂ 5月7日
・ウスコモンマダラ 1♀ 5月7日
・ツマムラサキマダラ 1♂ 5月8日
・ツマムラサキマダラ 1♀ 5月7日
・マルバネルリマダラ 1♀ 5月7日
ヤクシマルリシジミは、久部良岳の頂上でセンダングサに訪花したところを採集しました。大発生しているクロマダラソテツシジミと色合いの違う濃いブルーのシジミが飛んできたので、すわホリシャルリシジミかとネットを振ったのですが、ネット越しに裏面を見た時にヤクシマルリシジミと判って、ちょっとガッカリです。とは言え、与那国島で採集されるルリシジミ類としてはホリシャルリシジミやタッパンルリシジミより数は少ないものですし、裏面の黒斑列が琉球亜種よりも発達している台湾亜種だと判断できたので、ええもんには違いないのでしょうが、やはりガッカリです……。おまけに強振したので、触角が折れてしまい、ますますガッカリです。




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